おすすめミステリー小説② 〜 時代設定

特技がミステリーの犯人当てという自分が、様々な角度から個人的におすすめなミステリー小説を紹介したいと思います。

個人的な主観ですのであしからず。

時代

日本のミステリーにおける時代背景で1番最適なのはいつなのか?
はっきり言うと昭和です。

理由としては、まず科学捜査の観点です。
科学捜査が進みすぎている現代よりも、ちょっと科学が遅れている昭和の方が様々なトリックを仕込みやすいのです。
犯人を特定する証拠がDNAではちょっと興ざめです。
かといって、全く科学捜査がない状態というのも犯人を判断する上では難しくなります。
適度なのが昭和というわけです。

次、ミステリーのよくあるパターンとして密室、探偵ものが挙げられます。
現代において探偵が警察と協力して捜査するなんてありえませんし、日本古来のふすまは密室に向かず近代化した建物で鍵付きの部屋こそ密室向きです。
これらもまた適度なのが昭和というわけです。

イロイロ言いましたが、とにかく雰囲気がいいんですよね。
そんな昭和が舞台のおすすめを紹介します。


・「占星術殺人事件」島田荘司
怪事件は、ひとりの画家の遺書から始まった。その内容は、6人の処女から肉体各部をとり、星座に合わせて新しい人体を合成する、というもの。画家は密室で殺された。そして1カ月後には、6人の若い女性が行方不明のあげくバラバラ死体となって…。

占星術殺人事件 (講談社文庫)

占星術殺人事件 (講談社文庫)


・「厭魅の如き憑くもの」三津田信三
神々櫛村。谺呀治家と神櫛家、二つの旧家が微妙な関係で並び立ち、神隠しを始めとする無数の怪異に彩られた場所である。戦争からそう遠くない昭和の年、ある怪奇幻想作家がこの地を訪れてまもなく、最初の怪死事件が起こる。

厭魅の如き憑くもの (講談社文庫)

厭魅の如き憑くもの (講談社文庫)


・「首無の如き祟るもの」三津田信三
奥多摩の山村、媛首村。淡首様や首無の化物など、古くから怪異の伝承が色濃き地である。三つに分かれた旧家、秘守一族、その一守家の双児の十三夜参りの日から惨劇は始まった。戦中戦後に跨る首無し殺人の謎。

首無の如き祟るもの (講談社文庫)

首無の如き祟るもの (講談社文庫)


・「魍魎の匣」京極夏彦
匣の中には綺麗な娘がぴったり入ってゐた。箱を祀る奇妙な霊能者。箱詰めにされた少女達の四肢。そして巨大な箱型の建物―箱を巡る虚妄が美少女転落事件とバラバラ殺人を結ぶ。

文庫版 魍魎の匣 (講談社文庫)

文庫版 魍魎の匣 (講談社文庫)


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